前回なぜ僕は転職したのか

諸事情により絶賛転職活動中な昨今。
履歴書、職務経歴書の更新やらエントリーやら面接やらしていると、懐かしい感覚と共に前回の転職活動時の記憶が蘇って来ました。
あの頃何を考えていたかを久々に思い出したので、現在転職中の、あるいは将来転職する人に向けて、差し障りの無い範囲で書き留めておこうと思います。
今回の事を書くと色々とアレでしょうが、前回の事なら問題ないでしょう、多分。


僕はそれまで割りと零細なWeb制作会社を渡り歩いていました。
最初は殆ど徒弟といった感覚で個人経営の会社に入ったのが1社目。
出向してた先に引き取られたのが2社目。
その会社が改組して移転したのが3社目。
現職は4社目の会社になります。


現職の前までは自分から転職活動をしたことはありませんでした。
それが何が自分から転職しようと決意させたかといえば、簡単に言うと先詰まり感でした。
前職は前前職の同僚が集まって「利益は分配する」だの「1年で成功したと思えなければ成功とは言えない」だのと気炎を上げて作った会社だったのですが、その1年が経ったときは凡そ

  • 通勤時間も惜しい程の仕事量になっていたので申し出て自宅作業にしたらその月は交通費引かれた
  • それだけ働いても固定給で残業代とか出さない
  • そこまでやらせといて業績悪くなったから給料3万円下げると言い出す

といった、まぁハッキリ言えばブラックな状況に陥っていました。
これでまだ技術的に面白いことをやっていればまだ耐えられたのですが、手っ取り早く資金繰りを改善させるためにWeb制作の受託を増やすなどと言い出す始末。
ここで僕は先述の「1年で成功したと思えなければ成功とは言えない」を持ちだして、今明らかに成功してないんだから解散するか自分をクビにするかどっちかにしろ、と上司に迫ったのですが、この上司が3ヶ月以上のらりくらりと回答を避けつづけるに至り、愛想も義理も尽きて転職活動を始めました。


さて、いざ転職活動をするあたって、最初に行ったのは業界/会社選びです。
当時は確かiPadが出た辺り。世の中はまだまだガラケーが主流で、釣りゲーが流行っていた頃でした。
とは言え、次代はスマートフォンになるだろう、という事も分かりきっていました。
僕はFlashLite 1.1が書けたので、ソーシャルゲームを作っている会社で、且つ直近ではFlashLiteだけどスマートフォン対応も考えている会社に行こう、と決めました。
また、会社規模と業種については経験から、

  • Web制作の受託だけをやっている会社はNG
  • 零細は避けて最低50人は社員がいるところにする

と条件を付けました。

そうしていくつか求人をピックアップし、次に以下のような応募戦略を建てました。

  • 企業規模別にプラットフォーマー、大手SAP、中小SAPの3グループに分ける
  • 大きな会社は選考に時間がかかるだろうから、規模順に2週間ずつずらしてエントリーする
  • 面白そうな会社は別枠で第一陣で一緒に応募する

こうして実際に10社ほどに応募し、幸いなことに書類で落とされた会社はなかったのですが、持ち前の人見知りが発揮されたのか面接では落ちまくり、大量のお祈りメールを頂いて凹んだりしながら8月から11月くらいまで活動を続け、結局内定が出たのは3社でした。



これだけ色々と考えて活動したのに、最終的に現職を選んだのは「うち英語レッスン無料だよ」という一言に惹かれてだった事を付記して終わります。どっとはらい

最初からクライマックスだった話

一部方面で話題の某Z社に勤めるid:hadakadenkyuです。
思えばZ社に入社したのは2010年の12月1日。
その前の前の週に内定し前の週の金曜日に内定を受諾したら翌週には社員でした。
その日出社すると会議室の一室に通され、同期となる3人の元同僚と共にいくつかのオリエンを受けた後、オフィスのドアをくぐると、大会議室に大量の人が。
なんだろうとよくよく見てみると、前社長ロバートとソフトバンク孫正義氏とmixi笠原氏が野菜のかぶりものをして肩を組んでおりました。

4Gamer.net ― 「ジンガを得た者が勝つ」,ジンガジャパンの「ファームビレッジ」はソーシャルゲーム界の黒船となるか?
http://www.4gamer.net/games/125/G012519/20101201078/

それまで十人居ない規模のWeb制作会社に居た自分としては「なんてすごい会社だ!」とわくわくしたのを覚えています。

さて、この後自分は件のファームビレッジの開発にFlashエンジニアとしてジョインすることになったのですが、その後の展開は御存知の通り。
最初の名刺にはFlashエンジニアとありましたが二回目からはFlashの文字がなくなり。
今はAndroidWebkit死ねと叫びながらHTML/CSS3を書きまくっていたりするのです。